国連宇宙空間平和利用委員会(こくさいれんごううちゅうくうかんへいわりよういいんかい、英: United Nations Committee on the Peaceful Uses of Outer Space、COPUOS)は、スプートニクが打ち上げられた直後の1958年に暫定的に発足した国際連合の委員会である。1959年の国際連合決議「宇宙空間の平和利用に関する国際協力」1472 (XIV)で、常設委員会として正式に設立された。
COPUOSの任務は、「宇宙空間の研究に対する援助、情報の交換、宇宙空間の平和利用のための実際的方法及び法律問題の検討を行い、これらの活動の報告を国連総会に提出すること」である。下には科学技術小委員会と法律小委員会という2つの小委員会が設置されている。
COPUOSは、以下の5つの条約及び協定を監督している。
構成国
COPUOSには、現在84カ国が参加し、国際連合で最も大きな委員会の1つとなっている。
最後に新規加盟が行われた2016年時点での計84カ国の加盟国で成り立っている。
このほか2017年6月に開催された会議において、朝鮮民主主義人民共和国によって申請されていたオブザーバー参加が承認されている[1]